蓄電池の賢い使い方②〈非常時においての出力〉

皆さま、こんにちは。 愛知県岡崎市で蓄電池と言えば、暮らす本舗ハピネス　株式会社ハピネスハウジングの夏目です。

今回は、蓄電池の非常時においての出力について、お話したいと思います。

蓄電池の非常時におけるバックアップ機能には、分電盤の接続方法によって大きく分けて2つのタイプがあります。
これを「一般負荷（全負荷）」と「特定負荷」といい、「非常時にどのような電気を必要とするのか」によってどちらのタイプを選べば良いのかが決まってきます。
そこで、今回は『非常時においての出力（一般負荷・特定負荷）』についてみていきましょう。

〈目次〉
・一般負荷（全負荷）
・特定負荷
・まとめ

【一般負荷（全負荷）】
蓄電池を設置する際、停電時に給電する配線系統を選ばないものです。家中の全ての電源をバックアップしてくれるので、停電しても普段の生活と変わらずに全ての電化製品を使うことができます。
ただし、使う量が多くなれば、蓄電池に溜まった電気をそれだけ早く消費してしまうので、停電の復旧予定と充電の残量を見ながら、不要な電気を使わない工夫が必要になります。そのため、一般負荷は、大容量の機種で採用されることが多くあります。

■こんな方におすすめです
・小さなお子さんや高齢者がいらっしゃるご家庭
・ペットを飼っているご家庭
・非常時に全ての電気が使用できないと不安な方

【特定負荷】
停電時に給電する配線系統を設定しておくことができるものです。あらかじめ決められた電化製品や各部屋に給電するような設定をしておくことで、緊急時の電気の使用を必要最小限に留めることができます。
「一般負荷」のように全ての電化製品を使うことは使うことはできませんが、使う機器を選ぶことにより節約にもなり、長く電気が使えるのが魅力です。

■こんな方におすすめです
・非常時に電気を使う場所が決まっている方
・非常時に必要な電化製品が在る部屋が少ない方


【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
蓄電池を選ぶ際の一つの目安として、各ご家庭によっても「一般負荷」にするか「特定負荷」にするかは大切な項目になります。
停電時に、どんな家電製品をどのくらい使いたいのかによって、どちらのタイプを選べば良いのかが変わってくるからです。
また、同じメーカーの蓄電池でも、機種によっては一般負荷か特定負荷か変わるようなので、購入を検討する場合はしっかりと事前確認をすることをお勧めします！

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